![](https://toyohashi.tv/wp/wp-content/uploads/2011/02/110205-hathutati.png)
渥美半島の恵み、初立池。
|
でっかい溜め池が、地元の農業を力強く支え、鳥たちの憩いの場にもなっています。
まず、ここの呼び方に迷いました。ここのダム面には植え込みで「はつたちいけ」と書かれていますが、地図では「初立ダム」と書かれており、ネットなどで調べれば「はったち」と表現している場合もあります。あまり考えても仕方ありませんので、現地に大きく「はつたついけ」と植え込みで書いてあるので、この記事ではダムを含めて「初立池」と表現します。 昔、慢性的に水不足で苦しんでいた渥美半島ですが、数年前の豊川用水事業で万場調整池や大島ダムもでき、その後はほとんど水不足に陥らずに済むようになり、豊川の水が今の田原市の農業を十二分に支えてくれています。
池のほとりには公園が整備されたり、桜(そめいよしの)が植えられていて人々の憩いの場にもなり、野鳥も集まっています。動画では、イタチかわかりませんが魚をくわえて走って行ったり、地元の方に鷹が飛んでいるのを見つけてもらって撮影が出来ました。しかしながら、撮影日は土曜日なのですが、人気が無くて寂しく感じます。春には桜を見に賑わうとは思うのですが、やはりここにも喫茶店が出来たり、何かあると活気が生まれる気がします。釣りも禁止のようです。
そして大事な事は、ダムの下に鎌倉時代の東大寺再建の時に瓦を焼いたという「東大寺瓦窯跡」(がようあと)がありますが、石が並んでいるだけでどのような跡なのか良くわからないのが残念です。