映画「朝日のあたる家」の舞台挨拶
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福島原発事故の実情を基にした超リアルな映画。太田監督と山本太郎さんなどの役者さんが来られ、凄く楽しい舞台挨拶でした!
湖西市で撮影された映画「朝日のあたる家」の完成披露上映会が、6月29日に湖西市民館で開催されて、太田隆文監督や俳優さんが舞台挨拶をされました。この日は上映会の第1日目で、1回目の上映は13時からでしたが立ち見のお客様が出るほど大入りとなり、急遽16時20分から追加上映となりました。その後、19時からの上映も満員で、舞台挨拶にはこの映画に出演し、原発反対運動もされている俳優の山本太郎さんも来られました。 「朝日のあたる家」の製作費は寄付金からなり、湖西市、浜松市、豊橋市などの個人からによって当初の目標額一千万円以上が集り、市民の関心の高さがうかがわれます。内容は、明るく幸せな平田家を舞台にして、福島原発事故の実情をもとにしたストーリーですので、大変リアルなドキュメンタリーであり、福島原発事故で避難している人たちの苦悩が本当によくわかります。日本人として避難者の実情を知ることは非常に重要ですが、現在の主なマスコミからはそうした情報はなかなか伝わってこないのが実情で、この映画で少しでも原発事故による苦しみや人災を知って、原子力発電の問題を真剣に見つめたい所です。映画では山本太郎さんはじめ役者方々の魅力がユーモアとともに大変良く伝わってきて、湖西市の美しい風景なども楽しんで見られる面も多々あります。しかし、だからこそ、原発事故が起きた時の悲惨な衝撃を強く感じる映画なのです。後半は、涙が出てしまう方が多いのではないでしょうか。
いしだ壱成さんも、原発問題に詳しい活動家として出演されます。上映は、湖西市では6月30日に2回目があり、8月25日には下のチラシのように豊橋での上映があります。それ以降の上映は、今後決まっていくとの事です。皆様の地元でも是非上映されることを心より願っています。☆☆☆予告動画も、是非ご覧ください!(湖西市でのロケハンの様子。)□朝日のあたる家 公式ホームページ □太田隆文 監督 ブログ